ナブッコ

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JAN 1970

あらすじ

時と場所:紀元前568年~593年/バビロン 

第1幕:エルサレム

エルサレムのソロモンの神殿、ヘブライ人やその神官たちが、バビロニア軍の侵略に怯えている。だが大司祭のザッカリアは、バビロニアの王女、フェネーナを人質にとっているから安心せよと説く。ヘブライ王の甥イズマエーレがあらわれ、敵が城下に迫って来たと告げる。するとザッカリアは、フェネーナをイズマエーレに預けて去る。2人きりになった両人は、お互いに以前から惹かれ合っていたと告白する。そのときフェネーナの姉アビガイレが、バビロニアの兵士を率いてあらわれ、既にエルサレムの神殿は占領されたと宣告し、もし自分を愛してくれるなら、あなたの民を救うことも出来ると、そっとイズマエーレに告げるが、彼はにべもなく拒絶するのだった。ヘブライ人たちは、バビロニアの兵士に追われて来る。そして遂にバビロニアの王ナブッコが、神殿の前に馬を進めて来たのである。するとザッカリアは、フェネーナに短剣を突きつけて、もし我々の神殿を汚すのなら、お前の娘の命はないと脅迫する。だが突然イズマエーレが飛び出して、彼女を間一髪で助ける。それを確かめたナブッコは、神殿と町の両方を徹底的に破壊しろと命令するのだった。

 

第2幕:背信

ナブッコの宮殿。アビガイレは実は奴隷の子だったこと、また王はフェネーナに、皇位を継承させようとしているのを知って怒り、アリア「かつて私の心も喜びに満ちていた」をうたう。そこへ祭司長があらわれ、フェネーナがヘブライ人たちを釈放しているが、それを止めるようにと願い出る。また祭司長は自分が、王は戦いに敗れたと風説を広めて置いたので、民衆はあなたが王位に就くのを求めていると、アビガイレに語りかけるので、それを聞いた彼女は権力への野心に燃える。ザッカリアは、神に奇跡を行なわせ給えと祈る。
彼はその後、フェネーナの部屋に入って行く。
レビの神官たちが集まり、ザッカリアと入れ違いにやって来たイズマエーレに、裏切り者と激しくののしる。だがザッカリアが再び登場して、フェネーナがヘブライ教に改宗したから、彼は決して裏切り者ではないという。王の家来がやって来て、王は亡くなりヘブライ人は死刑になると告げる。するとアビガイレが祭司長を伴なって登場、フェネーナに王冠を返上しろと迫る。そのとき群衆の中から王のナブッコがあらわれ、王冠を奪い取って自分の頭に乗せ、この頭上から王冠を取ってみよと叫び、王位を奪おうとしたバビロニア人をののしり、ヘブライの神は敗れた、わしはお前たちの王であるばかりか、今や神になったのだと宣言する。するとそのとき凄まじい雷鳴が轟き、王の頭上を雷が直撃する。雷に撃たれたナブッコは錯乱状態になり、とうとうその場に倒れてしまう。ナブッコの頭からころげ落ちた冠を、アビガイレが拾って自分の頭にかぶせる。

 

第3幕:予言

バビロニア宮廷の屋上庭園。王座に就いたアビガイレに、祭司長がヘブライ教に改宗したフェネーナや、ヘブライ人たちを死刑に処するように、令状にサインするよう建策する。そこにうらぶれ果てたナブッコが姿をみせ、王座についているアビガイレをみて驚く。彼女は王様がご病気のあいだ、この王座を守っていましたといい、民衆がヘブライ人の死を望んでいるので、この書面にサインをといい、強引に王印を押させてしまう。だがフェネーナがヘブライ教に入信してしまったことを聞いて、実の娘の死刑宣告書に、王印を押してしまったのに気づいたナブッコは、アビガイレにお前は奴隷の子だというが、彼女は自分の懐からその証書を取り出して引き裂き、もうその証拠はないと反論する。そしてナブッコに、衛兵たちには王を牢獄へ連れて行けと、命じてあると冷たく言い渡す。傷心したナブッコは、涙ながらに娘を奪わないでくれと懇願するが、アビガイレはとり合うこともなく、この奴隷女の娘に跪くがいいと嘯く。そして死刑を告げるラッパの音が聞こえて来る。
場面はユーフラテス河畔に変わり、捕虜となったヘブライ人たちは、この河畔で強制労働を強いられている。そして彼らは故郷に帰れる日を待ち焦がれて神に祈っている。有名な合唱曲、「行け我が思いよ、金色の翼に乗りて」がうたわれる。そこへザッカリアが登場し、嘆く人々を励まし鼓舞する。嘆くでない、今にくびきの鎖は解き放たれ、バビロニアはいずこあったかも分からなくなるだろう。未来の闇の中にはっはり見えると、確信に満ちた予言を行なうのであった。

 

第4幕:偶像破壊

王宮の牢獄でナブッコは、永い眠りから醒める。外を見るとフェネーナが、刑場に引かれて行くのが見える。思わず戸を開けようとするが、びくともしないので愕然とする。アビガイレに、囚われの身になっているのを改めて気づいて、「ヘブライの神よ」とユダヤの神を冒涜したことを詫びる。アブダルロが部下の兵士を連れてやって来たので、自分はもう狂ってはいない、これから王座に行って、フェネーナを救うのだと叫んで、彼らを連れて出て行く。
場面は変わって再び、バビロニア宮廷の屋上庭園。葬送行進曲と祈り。死刑を宣告されたヘブライ人たちが、引き立てられて来る。フェネーナもそこへ引き出されるが、ザッカリアが優しく聖別の言葉を与えるので、彼女は晴れ晴れと「大空は開かれた」とアリアで、死の祭壇に向かって立ち上がる。そこへ馬に乗ったナブッコがあらわれ、死刑を止めさせると同時に、ベルの神の偶像を破壊することを命じる。すると偶像は不思議なことに、自然に崩れ落ちて一同は大いなる奇跡に驚き、偉大なるエホバの神を称える。そしてナブッコはヘブライ人たちに、エルサレムへ帰国することを許す。不利を悟ったアビガイレが駆けつけ、その場で毒薬を呷って、フェネーナに許しを乞うと同時に、ナブッコにイズマエーレとフェネーナは、互いに愛し合っているからと告げながら、自分は静かに息を引き取る。ザッカリアはナブッコに対して、「エホバの神に仕えるあなたこそ、王の中の王である。」と跪いて、ナブッコを称えながら、全曲の幕が閉じられる。

 

プログラムとキャスト

監督:パオロ・カリニャーニ パオロ・カリニャーニ
監督:レオ・ムスカート
シーン。ティツィアーノ・サンティ
衣装 シルビア・アイモニーノ
ライト アレッサンドロ・ベラッツィ


ナブッコ プラシド・ドミンゴ
アビガイル マリア・ホセ・シリ
イシュマエル ファビオ・サルトーリ
ゼカリヤ アレクサンダー・ヴィノグラードフ
フェネーナ カテリーナ・ピヴァ
大祭司 アレッシオ・カッチャマーニ
アンナ:カルメン・ブエンディア


カリアリのリリック劇場の演出
フィオレンティーノ音楽院合唱団とオーケストラ
ロレンツォ・フラティーニ:合唱団長

テアトロ・デル・マッジョ ( Teatro del Maggio )

Teatro del Maggioは、歴史的なStazione Leopoldaの隣、旧市街の城壁の近くにあります。訪問者を歓迎する庭園はフィレンツェのオーケストラの厩舎とMaggio Musicale Fiorentinoの創設者にちなんで名付けられたヴィットーリオ広場広場です。


電車で
サンタマリアノヴェッラはフィレンツェの主要鉄道駅です。
そこから、徒歩(約10〜15分)、またはトラム(1駅)またはタクシーを利用して劇場にアクセスできます。


車で
フィレンツェオペラはZTLエリアのすぐ外にあります。
Parco delle Cascineの近くに駐車するか、Porta al Pratoの駐車場(Via Elio Gabbuggiani、7)とPiazza Vittorio Venetoの駐車場を利用できます。


バスで
行C1、C2、およびD(Leopolda stop)。
17および23A-B行(Via delle Carra駅)。
ライン17B-C、22、23N、23および57(Pierluigi da Palestrina停留所)。
行29、29B、29BA、29BC、29D、30A、30B、30AC、35および35°(Leopolda  -  Porta al Pratoの終点;終点)。


路面電車で
ラインT1(ポルタアルプラート - パルコデッラムジカ駅)。

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