ホフマン物語
JAN 1970 | ||||||
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<あらすじ>
第1幕
スパランザーニはコッペリウスの助けを借りて作った精巧な等身大の自動人形オリンピアを娘のようにかわいがっている。そこへ科学者を目指すホフマンが訪ねスパランザーニにオリンピアを紹介される。ホフマンは人形とは知らず一目惚れしてしまう。ニクラウスが入ってきて人形であることを伝えても伝わらない。そしてコッペリウスが人や女の心をも支配できる魔法の眼鏡の事を語るので、ホフマンはついそれを買ってしまう。そこへスパランザーニが入ってきてコッペリウスと人形の取引をして手形で買い取り自分のものにしてしまう。まもなく夜会が開かれ人々に自動人形オリンピアが紹介される。人形はハープに合わせすばらしいコロラトゥーラのアリア「オリンピアの歌」を歌う。召使いが食事の用意ができて退場する。ホフマンはオリンピアと二人きりになったので胸のうちを語る。再びワルツが始まりお客達が入ってくる。オリンピアが殿方を誘いホフマンが一緒に踊り出すが止まらなくなって転ぶ。このとき不渡り手形に怒ったコッペリウスがやってきて人形を壊してしまい、ホフマンは初めて彼女が人形だったことを知り、一同の嘲笑をあびる。
第2幕
父クレスペルは胸の病気の娘アントニアを案じて歌を歌わないように諭す。父は下男のフランツに誰も家に入れないようにと言って出かける。が、見舞いに来た恋人ホフマンを中に入れてしまう。クラヴィコードを弾きながら二重唱を歌う。そこへ父が帰ってきたのでホフマンは物陰に隠れる。まもなく医者ミラクルが診察に来てクレスペルが追い帰えそうとするが入ってきてしまう。医者はアントニアに歌えといい、悪魔の薬を飲ませようとする。ホフマンも身の上を案じて物陰から出て父と共にやめさせる。父と医者が退場するとホフマンはアントニアと手を取り合い、もう歌わないよう約束させ帰っていく。アントニアが歌をやめる決意でいると、再びミラクルと妖術を使って呼び出した母の亡霊が現れ、彼女に歌えと迫る(三重唱)。アントニアは苦痛の中で歌う。この騒ぎに父が駆け込んで来るがアントニアは息を引き取る。ホフマンも駆けつけ彼女の死を嘆き悲しむ。
第3幕
ニクロスとジュリエッタの歌う舟歌。悪魔ダペルトゥットはジュリエッタにホフマンの影が欲しいと言う。そこで彼女は甘い言葉でホフマンを夢中にさせ彼の影をもらう(二重唱)。ニクロスは危険を感じ逃げようと言うがジュリエッタの虜になったホフマンは拒否する。恋敵シュレミルと闘って彼を倒すがジュリエッタは他の男とゴンドラで去っていく。騙されたことに気づくホフマン。
エピローグ
ホフマンの恋物語が終わる。隣の歌劇場のオペラも終わる。ステラがホフマンに会いに来るが酔い潰れた彼を残しリンドルフと出ていく。
プログラムとキャスト
ステラ アドリアナ・ゴンサレス
オリンピア オルガ・プドヴァ
1月18日、20日、25日、28日、31日
ロシオ・ペレス
1月19日、21日、26日、30日、2月1日
アントニア・エルモネラ・ジャホ
ジュリエッタ:ニーノ・シュグラードゼ
1月18日、20日、25日、28日、31日
ジンジャー・コスタ=ジャクソン
1月19日、21日、26日、30日、2月1日
ミューズ / ニクラッセ・ステファニー・デュストラック
1月18日、20日、25日、28日、31日
マリナ・ヴィオッティ
1月19日、21日、26日、30日、2月1日
アントニアの母ローラ・ビラの声
ホフマン ジョン・オズボーン
1月18日、20日、25日、28日、31日
アルトゥーロ・チャコン=クルス
1月19日、21日、26日、30日、2月1日
リンドルフ/コッペリウス/ドクターミラクル/キャプテン
ダパートゥット:アレクサンダー・ヴィノグラードフ
1月18日、20日、25日、28日、31日
ロベルト・タリアヴィーニ
1月19日、21日、26日、30日、2月1日
スパランツァーニ フランシスコ・ヴァス
クレスペル/ルター アレクセイ・ボグダノフ
ペーター・シュレミル/ヘルマン:カルロス・ダザ
アンドレス/コシェニール/フランツ/ピティチャナッチョ ヴァンサン・オルドノー
ナタナエル ロジェ・パデュレス
リセウ大劇場
バルセロナのオペラハウス、リセウ大劇場は、1847年にランブラス通りに設立され、文化芸術センター、市のシンボルの一つとしての役割を果たして長年にわたって続けてきた。
今日は(カタルーニャ、バルセロナ市議会、バルセロナ州議会とMINISTERIOデEducación、文化会館Y Deporte政府が)公営、前述のボディに加えて、組み込まれている、タピエスデルリセウ大劇場で投与され、パトロン評議会とSocietatデルリセウ大劇場(所有者の旧社会)。