カルメン

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ジョルジュ・ビゼー作のオペラ・コミック、4幕
リブレット:メイヤックとリュドヴィック・アレヴィ
プロスペール・メリメの小説に基づく

14歳以上推奨

 

あらすじ

 

第1幕

1820年ごろのセビリア。昼休みに広場に現れたタバコ工場の女工たちに、男たちが言い寄るが、ジプシーの女工カルメンは全く相手にしない。カルメンは、女工たちに興味を示さない衛兵(竜騎兵)伍長のドン・ホセに花を投げつけ、気を引こうとする。ドン・ホセの婚約者であるミカエラが現れ、ドン・ホセに故郷の彼の母親からの便りを届ける。カルメンはけんか騒ぎを起こし、牢に送られることになる。しかし護送を命じられたドン・ホセは、カルメンに誘惑されて彼女を逃がす。パスティアの酒場で落ち合おうと言い残してカルメンは去る。

 

第2幕

1か月後、カルメンを逃がした罪で牢に入れられていたドン・ホセが釈放される。カルメンが、友人2人(メルセデスとフラスキータ)、衛兵隊長スニガと酒場で歌い踊っていると、花形闘牛士エスカミーリョが現れ、カルメンの気を引く。釈放されたドン・ホセが酒場に着くと、カルメンはドン・ホセのために歌って踊り、密輸団の仲間になるよう誘う。カルメンの色香に迷ったドン・ホセは、婚約者ミカエラを振り切ってカルメンの元に行き、上司とのいさかいのため、密輸をするジプシーの群れに身を投じる。しかし、そのときすでにカルメンの心は闘牛士エスカミーリョに移っていた。

 

第3幕

冒頭で、ジプシーの女たちがカードで占いをする。カルメンが占いをすると、不吉な占いが出て結末を暗示する。密輸の見張りをするドン・ホセを、婚約者ミカエラが説得しに来る。闘牛士エスカミーリョもやってきて、ドン・ホセと決闘になる。騒ぎが収まったあと、思い直すように勧めるミカエラを無視するドン・ホセに、ミカエラは切ない気持ちを一人独白する。カルメンの心をつなぎとめようとするドン・ホセだが、カルメンの心は完全に離れていた。ミカエラから母の危篤を聞き、ドン・ホセはカルメンに心を残しつつ、盗賊団を去る。

 

第4幕

ホセが盗賊団を去って1か月後、エスカミーリョとその恋人になっているカルメンが闘牛場の前に現れる。エスカミーリョが闘牛場に入ったあと、一人でいるカルメンの前に、ドン・ホセが現れて復縁を迫り、復縁しなければ殺すと脅す。ドン・ホセの執拗な言動にカルメンは業を煮やし、それならば殺すがいいと言い放つ。以前彼からもらった指輪を外して投げつける。逆上したドン・ホセはカルメンを刺し殺し、その場で呆然と立ちつくす。

プログラムとキャスト

所要時間:3時間/休憩1回

フランス語、ドイツ語と英語の字幕付き

右側のティアホワイエでの紹介:公演開始の45分前

1875 年 3 月 3 日にパリで初演
2018年1月20日にベルリン・ドイツ・オペラで初演

 

キャスト

音楽監督: Ariane Matiakh、Giulio Cilona (2025 年 6 月 9 日 | 2025 年 6 月 14 日 | 2025 年 6 月 22 日)

製作: オーレ・アンダース・タンベリ

舞台:エルレンド・ビルケランド

衣装:マリア・ゲーバー

ライト:エレン・ルージュ

合唱団:ジェレミー・バインズ

児童合唱団:クリスチャン・リンドホルスト

振付:ジルケ・センス

 

カルメン:マリア・カタエワ、アニカ・シュリヒト(2025年6月9日 | 2025年6月14日 | 2025年6月22日)

フラスキータ: アレクサンドラ・オーメンズ、ミーチョット・マレロ(2025年6月9日 | 2025年6月14日 | 2025年6月22日)

メルセデス: アリアナ・マンガネロ、マルティナ・バローニ (2024/09/12 | 2024/09/21 | 2025/06/09 | 2025/06/14 | 2025/06/22)

ミカエラ: スア・ジョー、ニーナ・ソロドフニコワ (2024/09/12 | 2024/09/21)、マリア・モトリジーナ (2025/06/09 | 2025/06/14 | 2025/06/22)

ドン・ホセ: マシュー・ニューリン、N.N. (2025/06/09 | 2025/06/14 | 2025/06/22)

モラレス: ディーン・マーフィー、トーマス・リーマン (2024/09/21)、ゴン・キム (2025/06/09 | 2025/06/14 | 2025/06/22)

スニガ: パドレイク・ローワン、ジャレッド・ウェレイン(2025年6月9日 | 2025年6月14日 | 2025年6月22日)

エスカミーリョ:キム・ビョンギル

補佐官: Thomas Cilluffo、Kieran Carrel (2025 年 6 月 9 日 | 2025 年 6 月 14 日 | 2025 年 6 月 22 日)

ダンカイロ: フィリップ・ジェカル、アルトゥール・ガルバス(2024年9月21日 | 2025年6月9日 | 2025年6月14日 | 2025年6月22日)

合唱団: ベルリン・ドイツ・オペラ児童合唱団

合唱団: ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団

オーケストラ: ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団

フォトギャラリー
Marcus Lieberenz
© Marcus Lieberenz
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ベルリン・ドイツ・オペラ

ベルリンドイツオペラはドイツ・ベルリンのシャルロッテンブルク地区にあるオペラハウスで、ドイツ国内ではではバイエルン国立歌劇場に次ぐ2番目に大きな歌劇場です。ベルリン国立バレエ団の本拠地。

このオペラハウスの歴史は、シャルロッテンブルク地区が 「プロイセンで最も豊かな街」として独立していた時代の「シャルロッテンブルク・ドイツ歌劇場」に遡ります。 1911年よりハインリッヒ・ゼーリンク(Heinrich Seeling)によって設計され、1912年11月7日に開館され、イグナッツ・ヴァルター指揮の下ベートーベン「フィデリオ」が上演されました。 1920年ベルリン行政区新設法により、大ベルリンが設置された際、劇場の名前は1925年に「ベルリン市立歌劇場」となります。

オペラ座がナチス政権のコントロール下にあった1933年その名称は「ベルリン・ドイツ・オペラ」とされ、ベルリン州立歌劇場と覇を競い1935年に建物は座席数を減らして改築されますが1943年11月23日に爆撃を受け、破壊されてしまいます。

戦後、西ベルリンに新設され、1961年9月24日に現在の名称「ベルリン・ドイツ・オペラ」としてモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」をもって開場されます。

座席数1900

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