クラッツ / プレルジョカージュ / デ バナ

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珍しいインスピレーションの源を持つ2つの振付作品の世界初演と復活。パトリック・ドゥ・バナは、スカラ座バレエ団とそのエトワールたちのために初めて作品を手掛けます。神話、文化、香り、スペインの象徴を自身の経験を通してフィルタリングし、自由をまとった情熱的なヒロイン、カルメンの真髄を蘇らせます。アンジェラン・プレルジョカージュの最も象徴的な作品の1つである「Annonciation」は、聖母マリアへの受胎告知の感動的な神秘を解釈した女性デュエットで、精神と肉体、内面と外面の関係、天使の出現によるマリアの内面の激動に重点を置いています。フィリップ・クラッツは、「Solitude Sometimes」のインスピレーションを、太陽神ラーが冥界に降りるアムドゥアトの物語に見出しています。クラッツは、トム・ヨークとレディオヘッドのエレクトロニックミュージックにのせて、本質的には抽象的だがカタルシス、再生、生命の循環、個人の回復力といった象徴的な要素に満ちた作品で、スカラ座のアーティストたちをエジプト神話の旅へと導きます。

プログラムとキャスト

上演時間:約2時間5分、休憩あり

Solitude Sometimes
フィリップ・クラッツ、振付
トム・ヨークとレディオヘッド、音楽
カルロ・チェリとフィリップ・クラッツ、舞台装置
フランチェスコ・カサロット、衣装
カルロ・チェリ、照明
カルロ・チェリとOOOPStudio、ビデオデザイナー

発表
アンジェリン・プレルジョカージュ、振付とセット
ステファン・ロイとアントニオ・ヴィヴァルディ、音楽
ナタリー・サンソン、衣装
ジャック・シャトレ、照明

カルメン
世界初演
パトリック・デ・バナ、振付
ロディオン・シェドリン、音楽
リカルド・サンチェス・クエルダ、舞台装置
ステファニー・バウエル、衣装
ジェームズ・アンゴ、照明
ロベルト・ボッレ、エトワール(2月28日、1月) 3月7日夜4時)

スカラ座バレエ団
録音済み音楽

スカラ座

ラ·スカラはイタリア、ミラノにある歌劇場でイタリアオペラ界の最高峰とされています。スカラ座合唱団、スカラ座バレエとスカラ座管弦楽団の本拠地 です。初代の歴史的建築物のテアトロ・ドゥカレが焼失し、新劇場として完成されたのが現在の建物です。

 

劇場は1778年8月3日に落成し、アントニオ·サリエリの「見出されたエウロパ」でこけら落としを行いました。

これまでの200年間でイタリアの偉大な芸術家や世界中の人気オペラ歌手の数多くがこのスカラ座の舞台に登場しています。今日では世界屈指のオペラ·バレエ劇場の一つとして認識されています。また、スカラ座アカデミーはこの劇場の直属の学校で、音楽やバレエ、舞台マネージメントなどのプロを養成しています。

スカラ座のシーズンは伝統的に12月7日の聖アンブロジウスの日から始まります。この日の上演はすぐ近くのカレリア内に設置された巨大モニターを通じて生中継されます。

また建物内部にあるスカラ座博物館では昔の楽器屋衣装、ポスター、肖像などスカラ座のコレクションが展示されています。

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