ビゼー、サン＝サーンス、ブラームス

優雅さ、多様性、色彩──すべてが詰まったビゼーのアルルの女第1組曲は、それ以上の魅力をもっています。サン＝サーンスのピアノ協奏曲第2番ト短調は、様々なスタイルが交錯する華やかな作品であり、対照的にブラームスの交響曲第3番 ヘ長調は非常に統一感のある楽曲で、作曲家の個性が如実に表れています。ハンガリー国立フィルハーモニーの「コチシュ」シリーズ第5回公演は、音楽総監督ヴァシェジ・ジュルジの指揮で行われます。ピアノ協奏曲では、目を見張る才能を持つアレクサンドル・マロフェーエフがソリストとして登場し、聴衆を魅了することでしょう。この23歳のロシア人ヴィルトゥオーゾは、前回の成功を経て、再びハンガリー国立フィルと共演します。

プログラムとキャスト

指揮： ジェルジ・ヴァシェジ（György Vashegyi）
ピアノ： アレクサンドル・マロフェーエフ（Alexander Malofeev）
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団

プログラム：
ビゼー：
《アルルの女》第1組曲

サン＝サーンス：
ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品22

ブラームス：
交響曲 第3番 ヘ短調 作品90