さまよえるオランダ人

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FEB 2025 Next

 

さまよえるオランダ人 - リヒャルト・ワーグナー (1813 – 1883)

 

3幕のロマンティック・オペラ
音楽と言葉: リヒャルト・ワーグナー
世界初演: 1843年1月2日 ドレスデン
ベルリン・ドイツ・オペラ初演: 2017年5月7日
13歳以上推奨。

 

 

あらすじ

 

第1幕(第1ビルト)

舞台はノルウェーのフィヨルドに面した港町。ダラントは一時避難で自らの家のあるここに投錨する。すると遠くから、黒いマストに真紅の帆を立てた幽霊船が現れる。幽霊船の船長のオランダ人は「呪いを受け7年に一度上陸できるが、乙女の愛を受けなければ呪いは解かれず、死ぬことも許されずに永遠に海をさまよわなければならぬ」と嘆く。

 

ダラントはオランダ人から財宝を渡され、娘ゼンタと引き会わすことを約束してしまう。

 

第2幕(第2ビルト)

ゼンタはオランダ人と出会い、その不幸に心打たれ、救いたいと思う。ゼンタはオランダ人の肖像を見ては思いを募らすばかりである。しかし、ゼンタはエリックという青年に愛されている。

 

ゼンタは父とオランダ人に説得され、オランダ人につき従うことを約束する。

 

第3幕(第3ビルト)

第1幕の港町に再びオランダ人の幽霊船が現れる。オランダ人に会おうとするゼンタ。それを引き止めるエリック。オランダ人はエリックのゼンタへの愛を見て「裏切られた」と言い、帆をはり去っていく。ゼンタは自らの純愛を岩の上から叫び、貞節を証明するために海に身を投じる。ゼンタの純愛を得た幽霊船は呪いを解かれ、死を得て沈没する。そしてオランダ人とゼンタは浄化され昇天していく。

プログラムとキャスト

公演時間:約2時間15分 / 休憩なし
ドイツ語上演、ドイツ語と英語の字幕付き
(ドイツ語による)開演前レクチャー:各公演の45分前

 

キャスト
指揮者:ジョン・フィオーレ、ジュリオ・チロナ(2025年4月21日 | 2025年4月26日)
演出:クリスチャン・スプック
舞台美術:ルーファス・ディドヴィズス
衣装デザイン:エマ・ライオット
照明デザイン:ウルリッヒ・ニーペル
合唱指揮者:ジェレミー・バインズ
ダーラント:パトリック・ゲッティ
ゼンタ:ガブリエラ・シェラー、フルリナ・シュトゥッキ(2025年4月21日 | 2025年4月26日)
エリック:アティリオ・グラザー、キーラン・キャレル(2025年4月21日 | 2025年4月26日)
メアリー:ステファニー・ウェイク=エドワーズ
舵手:チャンス・ジョナス=オトゥール、アンドレイ・ダニロフ(2025年4月21日 | 2025年4月26日)
オランダ人:デレク・ウェルトン、アンソニー・クラーク・エヴァンス(2025年4月21日 | 2025年4月26日)
合唱団:ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
オーケストラ:ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団

フォトギャラリー
Bettina Stöß
© Bettina Stöß
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ベルリン・ドイツ・オペラ

ベルリンドイツオペラはドイツ・ベルリンのシャルロッテンブルク地区にあるオペラハウスで、ドイツ国内ではではバイエルン国立歌劇場に次ぐ2番目に大きな歌劇場です。ベルリン国立バレエ団の本拠地。

このオペラハウスの歴史は、シャルロッテンブルク地区が 「プロイセンで最も豊かな街」として独立していた時代の「シャルロッテンブルク・ドイツ歌劇場」に遡ります。 1911年よりハインリッヒ・ゼーリンク(Heinrich Seeling)によって設計され、1912年11月7日に開館され、イグナッツ・ヴァルター指揮の下ベートーベン「フィデリオ」が上演されました。 1920年ベルリン行政区新設法により、大ベルリンが設置された際、劇場の名前は1925年に「ベルリン市立歌劇場」となります。

オペラ座がナチス政権のコントロール下にあった1933年その名称は「ベルリン・ドイツ・オペラ」とされ、ベルリン州立歌劇場と覇を競い1935年に建物は座席数を減らして改築されますが1943年11月23日に爆撃を受け、破壊されてしまいます。

戦後、西ベルリンに新設され、1961年9月24日に現在の名称「ベルリン・ドイツ・オペラ」としてモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」をもって開場されます。

座席数1900

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