オルフェオ

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JUN 2026 Next

 

この神話的傑作では、愛の探求が天から地獄へと私たちを導きます。

 

結婚式の日に死が妻を奪うと、オルフェオは彼女を救うため冥界へと赴かなければなりません。彼の音楽は神々さえも動かすことができるのでしょうか。古典神話に、モンテヴェルディの力強く表現豊かな楽譜と、アーティストでオリヴィエ賞受賞演出家ウィリアム・ケントリッジによる新演出が結びつきます。

 

古楽のスペシャリストによるキャストには、オルフェオ役のクリスティアン・アダム、ラ・ムジカ/エウリディーチェ役のフランチェスカ・アスプロモンテ、プロセルピナ役のレイア・レンシング、カロンテ役のカラム・ソープ、プルトーネ役のダヴィデ・ジャングレゴリオが出演。ジョナサン・コーエンがOrchestra of the Age of Enlightenmentを指揮します。

 

イタリア語上演、英語字幕付き。

 

 

内容

「トッカータ」と名付けられたファンファーレによって曲がはじまる。ファンファーレは3回くりかえされる。「最古のオペラ序曲」と呼ばれることも多いが、ニコラウス・アーノンクールによると、この曲はオペラ本編と無関係で、ゴンザーガ家の栄光をたたえるための音楽である。

ついで器楽のリトルネッロが演奏され、これが実際の前奏にあたる。このリトルネッロは第2幕の終わりと第5幕の冒頭でも再び出現し、地上の世界を表している。

ムジカ(音楽)があらわれて「プロローゴ」(導入部)を、リトルネッロをはさみながら歌う。このプロローゴは一種の有節変奏曲になっている。

 

第1幕

トラキアの野で、叙唱「この楽しく幸せな日に」(In questo lieto e fortunato giorno)にはじまるニンフと羊飼いたちの合唱がオルフェオとエウリディーチェの愛を祝福して歌い踊る。この叙唱は2つの楽句が後世のダカーポアリアに似た形に構成されている。

合唱と踊りの間に独唱がはさまる形式になっている。最初にオルフェオが太陽を讃えて「天上のバラ」(Rosa del ciel)を歌う。またエウリディーチェは「わが喜びもいかばかりか」(Io non dirò qual sia)を歌う。

後半は器楽によるリトルネッロをはさみながらニンフと羊飼いによる二重唱や三重唱が続く。

 

第2幕

前半はまだ第1幕の祝宴の音楽が続く。オルフェオの歌を羊飼いがたたえる。

突然ニンフのひとりシルヴィアが到着し、「ああ痛ましい出来事」(Ahi caso acerbo)を歌ってエウリディーチェの死を知らせる。この曲はモノディ的だが大胆な不協和音を含む。

エウリディーチェの死をなげくオルフェオの歌「わが命なる君逝きて」(Tu se' morta, mia vita, ed io respiro?)が続く。

 

第3幕

スペランツァ(希望)に力づけられてオルフェオは冥界に降りてエウリディーチェを取りもどそうとするが、冥界の川の渡し守であるカロンテはオルフェオを拒む。

ここでオルフェオはカロンテを説得するための長大な独唱「力強い霊、恐るべき神よ」(Possente spirto e formidabil nume)を歌う。この曲は名人芸的な技巧を要求し、オペラ全体でもっとも有名である。独奏ヴァイオリン、コルネット、ハープ、弦楽合奏を順に伴う。

カロンテは説得されないが、眠りこんでしまい、オルフェオはその隙に川を渡る。人間の力を讃える合唱によって幕となる。

 

第4幕

冥界の王プルトーネの妻プロセルピナはオルフェオの歌に感動し、その願いによってプルトーネはオルフェオが後ろをふりかえらないことを条件にエウリディーチェを返すことを許す。合唱とオルフェオの喜びの歌が続く。

しかしオルフェオは我慢できずに振りかえってしまう。エウリディーチェは歌いながら冥界に引きもどされる。シンフォニアと合唱によって幕となる。

 

第5幕

ふたたびトラキアの野。オルフェオは絶望して歌う。この曲はエコーの効果をともなった特殊な曲である。この効果は今や嘆きに答えてくれるのがこだまだけであることを表し、オルフェオの孤独を象徴している。

シンフォニアにつづいてアポロが出現し、オルフェオを天にあげる。アポロとオルフェオは昇天の二重唱を歌う。羊飼いの合唱がそれを見送り、モレスカを踊る。

プログラムとキャスト

クリエイティブ・チーム
指揮: ジョナサン・コーエン
演出: ウィリアム・ケントリッジ
舞台美術: サビーヌ・トゥヌイッセン
衣装デザイン: グレタ・ゴイリス
振付: グレゴリー・マコマ
照明デザイン: ウルス・シェーンバウム
映像デザイン: ヤヌス・フーシェ

 

Orchestra of the Age of Enlightenment
The Glyndebourne Chorus

 

出演
オルフェオ: クリスティアン・アダム
ラ・ムジカ/エウリディーチェ: フランチェスカ・アスプロモンテ
メッサッジェーラ: クセニア・プスカルツ・トーマス
プロセルピナ: レイア・レンシング
ラ・スペランツァ: キーロン=コナー・ヴァレンタイン
カロンテ: カラム・ソープ
プルトーネ: ダヴィデ・ジャングレゴリオ

 

公演時間
時間は変更される場合があります。

 

6月18日・24日・27日
7月3日・7日・10日・18日・20日・23日・25日
開場: 15.30
開演: 17.30
休憩 90分
終演: 20.50

 

6月14日・21日
7月12日
開場: 14.00
開演: 16.00
休憩 90分
終演: 19.20

グリンデボルン

グリンデボーンの創設者、ジョン・クリスティと妻オードリー・ミルメイは、1934年にここで最初のフェスティバルを開きました。今日、私たちの世界的に有名な講堂と卓越性の基準は、ジョンのオリジナルの精神への証です。 。


その後の数年間で、グリンデボーンは1962年に続いてクリスティ家族、ジョージクリスティ、そして2000年に現在のエグゼクティブチェアマン、彼の息子Gusによって率いられ続けた。

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