ジゼル パリバレエ・ガルニエ宮

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MAY 2024 Next

バレエ「ジゼル」(全2幕)

 

台本:テオフィール・ゴーティエ

作曲:アドルフ・アダン

 

あらすじ

ジゼルはダンスが大好きな美しい村娘。彼女にはロイスという結婚の約束までしている恋人がいたが、実はロイスはジゼルの愛を得るために農民に変装した公爵アルブレヒトだった。楽しいはずの収穫祭の日にジゼルに横恋慕する森番ヒラリオンがロイスの身分を暴きたて、果ては美しく高貴な婚約者までいることがわかり、ショックを受けたジゼルは正気を失い、死んでしまった。

ジゼルの村には、踊りの好きな若い娘が結婚前に死ぬとウィリという精霊となり夜毎に墓場から抜け出して踊り狂い、通りかかった若い男を死ぬまで踊らせるという伝説があった。そして伝説通りジゼルもウィリになった。

ジゼルの死に自責の念を感じるアルブレヒトは深夜にジゼルの墓を訪れ、そこでヒラリオンがウィリにつかまって殺されるのを目撃した。そしてアルブレヒト自身もウィリにつかまってしまった。精霊となってもなおアルブレヒトを愛するジゼルは、アルブレヒトを何とか助けようとした。
しかしウィリとなったジゼルは冷酷な女王ミルタの命令で踊らされてしまい、ジゼルの踊りに魅惑されたアルブレヒトも一緒に踊り出してしまった。踊らざるを得ないウィリの性と愛するアルブレヒトを助けようとする気持ちの板ばさみとなって踊り続けるジゼルは、何度もミルタにアルブレヒトを許してくれるようにと情けを乞うた。しかしミルタは容赦なくジゼルに愛する男を死へと追いやる誘惑の舞踏を命じた。
ジゼルと共に踊り続けたアルブレヒトは段々と弱って行き、ついに倒れてしまった。もう駄目だと思ったその時に夜明けを告げる鐘がなり、霊力を失ったウィリたちは墓場へと引き戻されて行った。

アルブレヒトは助かった。しかしこの世ならぬ形で愛を確かめあったジゼルもまた墓場へ帰らなければならなかった。一人取り残されたアルブレヒトは深い愛と永遠にジゼルを失った喪失感に心が引き裂かれるのだった。

 

プログラムとキャスト

振付:Jean Coralli

  :Jules Perrot

音楽:Adolphe Adam

台本:Théophile Gautier

  :Jules-Henri Vernoy de Saint-Georges

指揮:Patrick Lange

脚色:Patrice Bart

  :Eugène Polyakov

舞台装置:Alexandre Benois

舞台装置リヴァイバル:Silvano Mattei

衣装:Alexandre Benois

衣装リヴァイバル:Claudie Gastine

フォトギャラリー

パリオペラ座ガルニエ宮

RM Europa Ticket GmbH は、パリ国立オペラの公式認定再販業者です。

 

代理店番号: 4848428

 

ガルニエ宮はフランスの首都、パリにあるオペラ座で、単にオペラ座と呼ばれる事もあります。オペラバスティーユと並ぶ、パリ国立オペラの一つです。

現オペラ座は19世紀にナポレオン3世の都市改造計画二より設計され、1874年に完成、1875年に落成式が行われます。この劇場の設計者の名前から「ガルニエ宮」と呼ばれるようになります。

フランス王立オペラの歴史は17世紀にも遡ります。その後の絶対王政やフランス革命などを経て現オペラ座は13代目です。

外観および内装はネオ・バロック様式の典型と言われ、様々な彫刻を飾り、豪華な装飾を施した豪華絢爛たるものである。又、当時の最新素材である鉄を使用した事により、従来不可能とされていた巨大空間の確保に成功し、2167座席が5階に配分されていて当時最大の観客収容規模を誇りました。

1989年にバスティーユが完成して以来、ガルニエ宮では主にバレエ公演が中心となっていますが、小規模オペラ、管弦楽コンサートなど今日でも行われています。

又、パリオペラ座バレエ団は17世紀にルイ14世が創設し、世界最古、世界一華やかと言われています。

 

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