ペレアスとメリザンド

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ペレアスとメリザンド – クロード・ドビュッシー
全5幕12場のオペラ

モーリス・メーテルランクによる台本
ミラノ・スカラ座 新制作

 

クロード・ドビュッシーがモーリス・メーテルランクの象徴主義的な戯曲から生み出したこのオペラは、音楽劇の歴史における最大の成果のひとつとして称えられています。スカラ座の舞台では、数々の歴史的に重要な上演が行われてきました。1948年と1953年のヴィットール・デ・サバタによる指揮、1962年のヘルベルト・フォン・カラヤン、そして1986年にはアントワーヌ・ヴィテーズ演出、クラウディオ・アバド指揮による伝説的な上演が実現しました。また、ジョルジュ・プレートルは1973年、1977年、2005年の公演を指揮しています。このように名だたる歴史の中で、現代のフランスを代表する指揮者のひとりであり、スカラ座でも現代作品を多数手がけてきたマキシム・パスカルが、鮮やかで鋭い芸術性をもって再び登場します。そして、イタリアを代表する演出家のひとりであり、欧州の主要劇場やフェスティバルに常に招かれているロメオ・カステルッチが、スカラ座に初登場します。美術史に深く根ざしながら、神聖かつ幻想的な演劇観をもつカステルッチは、ドビュッシー作品の象徴主義と深く響き合う演出を約束します。

プログラムとキャスト

ペレアス – ベルナール・リヒター
メリザンド – サラ・ブランシュ
ゴロー – サイモン・キーンリーサイド
ジェヌヴィエーヴ – マリー=ニコル・ルミュー
アルケル – ジョン・レレヤ

 

指揮:マキシム・パスカル
演出、美術、衣装、照明:ロメオ・カステルッチ
ドラマトゥルグ:クリスチャン・ロンシャン

 

ミラノ・スカラ座管弦楽団および合唱団

スカラ座

ラ·スカラはイタリア、ミラノにある歌劇場でイタリアオペラ界の最高峰とされています。スカラ座合唱団、スカラ座バレエとスカラ座管弦楽団の本拠地 です。初代の歴史的建築物のテアトロ・ドゥカレが焼失し、新劇場として完成されたのが現在の建物です。

 

劇場は1778年8月3日に落成し、アントニオ·サリエリの「見出されたエウロパ」でこけら落としを行いました。

これまでの200年間でイタリアの偉大な芸術家や世界中の人気オペラ歌手の数多くがこのスカラ座の舞台に登場しています。今日では世界屈指のオペラ·バレエ劇場の一つとして認識されています。また、スカラ座アカデミーはこの劇場の直属の学校で、音楽やバレエ、舞台マネージメントなどのプロを養成しています。

スカラ座のシーズンは伝統的に12月7日の聖アンブロジウスの日から始まります。この日の上演はすぐ近くのカレリア内に設置された巨大モニターを通じて生中継されます。

また建物内部にあるスカラ座博物館では昔の楽器屋衣装、ポスター、肖像などスカラ座のコレクションが展示されています。

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