モンテカルロ歌劇場は、モナコ公国にあるモンテカルロ・カジノの一部であるオペラハウスです。
1870年代のモナコでは文化的な娯楽がほとんどなかったため、シャルル3世公は海水浴場協会と共にカジノの一部としてコンサートホールを設けることを決定しました。ホールの一般入口はカジノからであり、シャルル3世の専用入口は西側にありました。ホールは1879年に開場し、それを設計した建築家シャルル・ガルニエの名前にちなんでサル・ガルニエとして知られるようになりました。
2004年から2005年にかけてのサル・ガルニエの改装中、劇場のオペラ公演は地元のグリマルディ・フォーラムのサル・デ・プランスで行われました。グリマルディ・フォーラムは現代的な会議・公演施設で、モンテカルロ・バレエ団やモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団も定期的に公演を行っています。