サラ・デイ・ジガンティがパドヴァで偉大な音楽を迎える
サラ・デイ・ジガンティは、イタリア・パドヴァの中心にあるリヴィアーノ宮殿内の荘厳な歴史的ホールです。14世紀にはカッラレージ宮殿の一部で、「英雄の間」として知られ、パドヴァ領主の主要な式典用ホールでした。現在の名称は、壁を飾る巨大なフレスコ画の人物像に由来します。16世紀、ヴェネツィアの司令官ジローラモ・コルネルの依頼により、軍事的勇気、統治、正義、平和の象徴として、王や皇帝、共和制時代の人物44名のフレスコ画が制作されました。短い壁面には、パドヴァとゆかりのある6人の著名人が描かれ、大学を有するパドヴァの文化的重要性が強調されています。
現在、サラ・デイ・ジガンティはパドヴァ大学の文化活動の一環として、コンサート、会議、文化イベントの会場となっており、予約制で一般公開もされています。
ヴァイオリニスト兼指揮者のエルヴィン・ディミトリが、「Opera e Lirica」の弦楽器とチェンバロとともに、イタリア・バロックの傑作「パドヴァで聴くヴィヴァルディ《四季》」を演奏します。
アクセス方法
住所:Piazza Capitaniato 5 – パドヴァ
サラ・デイ・ジガンティはリヴィアーノ宮殿内にあります。